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2019年8月9日金曜日

American Top 40/AT40 Billboard CHR Hot 100 Rock Top 40 インターネットラジオ

 ♪When I was a kid, I'd listen to the radio♪

TOP 40 songs を聴きだしたきっかけ

子供の頃から90s頃までFEN 810KHz(現AFN)を愛聴していてアメリカ音楽に接します。
子供の頃、良い曲だなと認識したのは、Maria MuldaurStylisticsWingsRoberta FlackGrand FunkDionne Warwick - Burt BacharachThree DigreesThe Carpentersです。その時代が始まりです。

当時の情報源

SoulTrainも見ていたし、糸井五郎のオールナイトニッポンも聞いていました。
夜遅くの番組ですので、たまにです。
TVKで放映された(KBS京都制作の)Pops In Pictureは、欠かさず見ていました。MTVはまだありませんでしたので、興味深かったです。家庭用ビデオもありませんでしたので週1回、19時にはテレビの前です。

FM放送は、NHK FMとFM東京しかありませんでしたので、音楽の多様な選択肢がなかったのです。しかも18:30から21時前までは望星高校講座が放送されていて、それがFENに向かわせました。
FENのお気に入りは、米本土のラジオ局の人気DJ達の番組で、Charie Tuna(2016年没)、Wolfman Jack(1995年没)、Roger Carroll(2019年7月没)、Mary TurnerRoland Bynumなどの平日に毎日ある番組でした。

土曜は学校から早く帰ってきて午後13-16時、後に13-17時は、FENでAmerican Top 40(AT40)を聴くのが楽しみでした。
たまにラジオ関東の全米トップ40も聴いていました。
全米トップ40の日本側の解説の女性陣(大物音楽評論家を含む)がElvis Presley、Barry Manilow、イギリスのアイドルに肩入れしていたのと、アメリカのTop 40チャートには全く関係ないアイドルの話が出てきたりして、本家の番組が(日本側の企画上の都合で)時間が短縮されていたので、あまり聞いてなかったです。そもそもラジオ関東版は放送時間数が少なかったような気もします。

当時リアルタイムで聴き始めたアーティスト

リアルタイムで、Fleetwood Mac(当時LP、後にCDもDVDも買った)、Billy JoelChicagoBostonKansasAtlanta rhythm SectionTotoThe Doobie BrothersJeferson StarshopEaglesLinda RonstadtHall and OatsHeartForeignerSteely DanCarly SimonDeniece Williams....
後追いでThe BeatlesThe DoorsThe TurtlesCarol KingJoni Mitchell...
特定のアーティストのアルバムを前のアルバムが良かったからといって無条件に(エアチェックして)聴くということはせず、FENをでかかって良かったら聴くというスタンスでした。
イギリスのアーティストの比率はかなり低いのですが、聴かないことはありません。10ccElectric Light OrchestraAl Stewart...
印はコンサートに行ったアーティスト

Billboard Hot 100信仰の終焉

80s中盤頃まで Billboard Hot 100 のチャートの上位曲(つまりTop 40)を中心に聞いていました。

82年から86年ごろの第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの頃、アメリカのTop 40は英国のアーティストに相当のシェアを奪われました。まるで英国の順位表です。
シェアを奪われた理由にはMTVのビジュアル重視の傾向も関係してきます。特に地理的にも近かったニューヨークあたりでAnglophilia=アング_ロフィリアと言われる英国びいきの人々(当然白人)に特に人気があったのがこれらの音楽です。
アーティスト名を書くと検索に引っ掛かりますので書きませんが、皆さんご存じのグループばかりです。
アング_ロフィリアは_検索対策ですがアンダーバーを抜いた表記が正しいです。
※たまに流れて聞く分には問題ありませんが連続でかかるとキツイです。

このような第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンが長く続いたことが決定打となりTop 40の曲がつまらなくなり感じました。

この時代はチャートに出てくる曲は売れる傾向を徹底的に研究していたのか、どの曲もエレ_クト_ロポ_ップ≒打ち込み系のサウンドを多用した音楽が多く、当時の音源はシャリシャリ高音が強調され低音があまり無い音質の曲が多かったです。(当時の英国人ミュージックのサウンド作りの特徴と感じています)
※エレ_クト_ロポ_ップは_検索対策です。アンダーバーを抜いた表記が正しいです。

そういった訳で私の中ではBillboard Hot 100信仰は完全に崩壊してしまい、Top 40フォーマットの音楽を聴かなくなってしまいます。

音楽産業の多様化によるBillboard社の混乱でAT40は90sにBillboard Hot 100が不採用になってしまったようですが、結果的に私はその前にAT40を聴かなくなっていました。

民間FM局も増え、MTVも始まり、大手の輸入盤販売店もでき、音楽の入手ソースも広がりそれからはAT40でなく、自分の耳だけを頼りにCDを買うようになったのです。

その後は?

80sは、Patti AustinPrinceJanet JacksonWhitney HoustonPatti LaBelle
90sは、Vanessa WillamsShania TwainJewelBoyz II MenSeal
2000sは、Christina Aguilera(どんな人なのか当時は全く知らなかった)、Destiny's Child - BeyonceAlicia KeysKelly Clarkson
2010sは、LordeJohn MayerKaty Perry
印はコンサートに行ったアーティスト
などのようなアーティストの傾向が好みでした。
songwriterのみなさんは、やり尽くしてしまったのでしょうか。70s後半のような当たりが少なくなってきています。アメリカはティーンも多いので、音楽産業もその層を重点的に売るようにしていて、音楽的には焼き直しでも、まねでも、ビジュアル面でのスター性もあれば受け入れられていると思います。

Classic hitsやOldiesはいつから聞いた?

以下聴いた順番に書きますので、年代の順がバラバラになります。

60sを色々聴くようになったのは、80sになってから。
お気に入りは、The AssociationThe Lovin' SpoonfulMamas and PapasJimmy Webbの作品群、Laura Nigroのカバー作品群、Ashford & Simpsonの作品群、Chess RecordsMotownです。お気に入りの年は1966年、1967年です。

70s前半の曲は殆どリアルタイムで聴いていなかったため、1990年代のインターネット時代になってストリーミング放送が始まったころから。アメリカのFM放送をRealAudioで32K/AAC程度のライブストリーミング放送を良く聴いて曲を覚えてしまいました。

https://www.allthebestoldies.com/
50sを聴くようになったのは2018年からで、amazon Fire TVを購入後にたまたま見つけたインターネットラジオ"All The Best Oldies"を聴くようになってからです。それまでは、Oldiesというと音が悪く古臭い感じがして聞かなかったのですが、技術が50sを聴けるようにしたのです。多くの音源がデジタルリマスターされたものと推定されます。音が綺麗なので気持ちよく聴けるのです。

時代は飛びますが、大人になってから年上の知り合いに60年代後半のFour Topsのレコードを聴かせてもらった時、歪みが大きくて全く聞く気がしなかったのが、最近の音源は、デジタルリマスターしてあり、とても音が良くて、Four Topsが、なかなか良いと感じるようになりました。感動は音質からなのだということを実感しました。

近年、日本では選択肢が逆に狭まる

輸入盤専門店が少なくなり、首都圏の民間FM放送では、FM横浜、J-wave、InterFMと増えていきますが、開局当初は洋楽のみの編成だったのが近年は邦楽率が高くなり、"More music, Less talk"だったはずが、AM放送のようにトークの多い番組ばかりになり、聴く番組が極めて少なくなってしまいました。
洋楽がかかる番組でも、直前までかかっていた洋楽とは全く無関係の日本の売り出し中のミュージシャンがゲストだったりして、制作側はギャラを払わなくて済むからなのか、タイアップなのか、概ねそのような理由なのでしょうが、そういったゲストの話には全く興味が持てません。

そういう状況ならば

という事で、洋楽難民の皆さんにも良い音質で新旧のTop 40ラジオをリアルタイムに、Fire TVなどのデジタルメディアプレーヤーやスマートディスプレイなどでお気軽に楽しんでいただきたく、このサイトをオープンさせました。
私は車の中でも家でもアメリカのFM放送を中心に聴いています。